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三池カルタ・歴史資料館 『平和展2010 戦時資料は語る。』

指定管理事業

福岡県の最南端に位置する大牟田市。
そこに、日本で唯一カルタを専門にあつかう「三池カルタ・歴史資料館」はあります。
当館は開館以来これまで、カルタを生み出した周辺の文化(トランプやタロットなど)について、国内外の多種多様な品々を集めてきました。その数は1万点を超えており、企画展ごとに色々なカルタを紹介しております。
また2006年には、大牟田市歴史資料館と統合し、カルタのほか古代~近代に至るまでのさまざまな郷土の歴史資料もあわせて展示し、地域社会の文化の向上を目指して頑張っています。

当館では、カルタや大牟田の歴史に関する企画展を年4回開催しています。現在は「平和展2010 戦時資料は語る。」を6月8日(火)から8月29日(日)まで開催しています。

今年で、戦争が終わってから65年が経ち、私たち日本人は平和で豊かな暮らしをおくっています。次第に戦争の記憶はうすれ、今では戦争を知らない子どもたちがほとんどです。
そこで当館では、戦争のおろかさを平和の大切さを「見て」「感じて」「知って」もらうために、戦時資料と戦時中のカルタをまじえた展示をおこなっています。
この展示を通して、あらためて「平和」の意味を考える機会になることを願って開催している企画です。

さらに、今年は「ちょっと昔の道具展」を同時開催しています。
昔なつかしの足踏みミシンに足付きテレビ、日本中が沸いた東京オリンピックの記念銀貨などなど、昭和30年代の道具たちがカルタ館に大集合。
館内には、30年代のお茶の間を再現し、どこか懐かしさを感じる空間になっています。

カルタと郷土ゆかりの品々から、その文化と歴史を楽しめる三池カルタ・歴史資料館へ、ご家族でぜひ一度足をお運びください。

 

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