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東日本大震災 津波被害から復興!アクアマリン ふくしま再開
福島県・いわき市でアクティオの施設運営事業部が案内・誘導業務を請け負っている
水族館「アクアマリンふくしま」が126日ぶりに7月15日に営業を再開しました。
7月15日は11年目の開館記念日にあたり「復興の記念日にしたい」という思いからこの日になりました。
津波による浸水などで停電、水槽に酸素が送れなくなり海獣や、魚類の大半を
全国の水族館などに避難させましたが約20万匹近くの命を失ってしまいました。
再開に向け海遊館(こちらもアクティオが案内・誘導業務を請け負っています)をはじめとする
全国17の水族館や動物園から新たな魚類や生き物も提供され魚類や海獣を合わせ約300種約2万点が
集まりました。
再開の記念式典は、がれきとなった敷地内のアスファルト片を集めたステージ「がれき座」で
開かれました。安部館長は「全国の水族館、動物園から応援をもらって再開できたことに感謝したい」
と挨拶されました。そして避難先でゴマフアザラシ「くらら」が産んだ雄の赤ちゃんの名前が「きぼう」と
発表されました。妊娠している動物を搬送してはいけないのは暗黙のルールですが、母体の
命を優先に搬送を決心した飼育員の方の思いが伝わってきました。
たくさんの方々に愛されているこの施設には心のこもったメッセージが掲示されていました。
アクティオスタッフに再開の日時が連絡されたのは約1か月前だったそうです。
その連絡を受け、なんと!ほぼ全員のスタッフがまたアクアマリンふくしまに戻ってきてくれました。
休館の間、アクアマリンふくしまが心配で仕方なかったそうです。
スタッフの皆さんの満面の笑みでの接客をみた私たちも復興に向けての一歩を踏み出すぞ!
再開待ってました!という思いがひしひしと伝わってきました。同じメンバーが揃って頂けて本当に良かったです
まだまだ水族館の周りは道も十分には整備されていなかったり、信号が止まっていたりしますが
スタッフの皆さんは気を付けて頑張って下さい!!そしてアクティオの他の現場で働く多くの皆さんにも
是非応援して頂きたいです!